真田延命院では滞在の中で「祈り」を通じ、
心を整える特別な時間をお過ごしいただくこくとができます。

この祈りの体験は、御神前で心を鎮め、
日々の平穏を願うものとして、
ご宿泊の方にのみご案内しております。

このページでは、当院でのご祈祷や祈りやについて
初めての方にもわかりやすくご案内いたします。

 

はじめに

日常を離れ、心と身体を調ととのえるひとときを。

長い歴史の中で、人は“祈り”によって自らを整えてきました。
宿坊は、“祈り”を日常から少し離れ、体感する場所。
一夜の滞在は、ただ泊まるためではなく、
自らの心を静かに鎮めるための時間です。

白衣はくいをまとい、注連しめを掛け、呼吸を整え、
澄んだ心で御神前に座る。

その祈りの時間の中で、雑念が静まり、
深く調ととのえられた心に出会うかもしれません。

こちらでは、その詳細をご案内しております。
体験への第一歩として、ぜひご覧ください。

祈りの装束 と詞

祈りの装束 ― 白衣はくい注連しめ

ご祈祷の際には、心身を清め、祈りの場へと身を調えるために、
白衣はくい注連しめをお貸し出し致します。

神聖な装いを通して、祈りの時をより深くご体験ください。

祈りのことば三語さんご・三山拝詞はいし

出羽三山には、古くから「三語さんご」「拝詞はいし」と呼ばれる
祈りのことばがあります。

これは、ご祈祷や日々の祈りの場でに唱えられてきたもので、
神職が奏上する特別なものではなく、
古くから祈りを捧げるすべての人によって唱えられてきたものです。

当院では、初めての方でも安心してご参加いただけるよう、
資料をご用意しております。

この体験をを通じて、
出羽三山に息づく祈りの心に触れてみてください。

祈りにふれる

― ご祈祷と祈りの体験 ―

 

ご祈祷(白衣はくい注連しめ・ご案内資料付き)

白衣はくい注連しめ(貸出し)を身にまとい、御神前にてご祈祷をお受けいただきます。
神職が祝詞を奏上し、お名前の読み上げ、願意をお届けいたします。

出羽三山で行われるご祈祷は、受け身のものではなく、
参列される皆さまが共に祈りに心を寄せる大切な時間です。

三語さんご」「拝詞はいし」を一緒に唱えることで、その響きを感じ、
神聖な存在へ想いを重ねながら、願いを深めていくことができます。

どなたにも開かれた場として、
初めての方にも安心してご参列いただけるよう、
ことばや作法をまとめた資料をご用意しております

ご祈祷後には、名入れのお札、御神酒、祈祷塩を授与いたします。
清らかな体験の中で、心を鎮め、新しい日をお迎えください。

 

ご祈祷(白衣はくい注連しめ・ご案内資料付き)

5,500円 / 10,500円 / 1件

1万円のご祈祷では、霊峰月山の清らかな雪解け水で育まれた
特別パッケージのご祈祷米をお供えの上、祈願し授与いたします。
出羽三山の恵みを日々の中にお持ち帰りいただき、
身体の中から御力を感じてみてください。

注意事項

ご祈祷料は1件あたりのご志納となります。ご一緒に参列される方が増える場合は、白衣・注連・お祓い料として、お一人につき500円ををお納めいただきます。
*小さなお子様など白衣等が不要の場合、このお納めは不要です。
*1万円のご祈祷をお申し込みの場合はご本人を除き3名まで、追加のお納めなくご参列いただく事ができます。
*ご参列は、原則としてご親族さま、または同じ会社で神棚を共にお祀りの方に限らせていただきます。

祈りの体験

白衣はくい注連しめ(貸出し)を身にまとい、
神聖な空間の中で実際に祈りの体験を行います。
この体験では、特別パッケージの延命塩をお供えし、
心を込めてお祈りいたします。

体験の後、このお塩は
祈りをうつした清めの御品としてお持ち帰りいただきます。

日常にお戻りになられてからも、
祈りと御神徳を宿したお塩が、
皆様の日々を清め、安らぎをもたらしてくれることでしょう。

静かな時間の中で、
心が澄みわたるような祈りのひとときをお過ごしください。

祈りの体験

1,800円(延命塩付き)/ 1名

御神前での祈りの時間。真田延命院特別パッケージの祈願塩をお供えし、
祈りをうつした清めのお塩をお持ち帰りいただきます。

お申し込みについて

ご希望の方は、宿泊予約の際に
「ご祈祷(白衣はくい注連しめ・資料付き)希望」
または「祈りの体験希望」とご記入ください。
後日、詳細をこちらからご案内いたします。

注意事項

ご祈祷・体験は事前予約制です。当日の急なご希望には対応いたしかねます。
白衣・注連は延命院にて頒布しております。頒布希望の方や、すでに白衣・注連をお持ちの方は、ご志納よりお引きいたしますのでお申し出ください。
以下の状況では、お申し込みをいただいてもお受けできないことがございます。
・時間的な制約:ご到着時間が遅くご出発時間が早いなど、神事を行う時間が確保できない場合。
・混雑時: 7月〜8月の週末など、予約が集中し、御神前の対応が難しい場合。

結びに

白衣はくいをまとい、注連しめを身につけて御神前に向かう時間。
身支度のひとつひとつが、心を落ち着かせてくれます。

祈りの中で唱える「三語・拝詞さんご・はいし」は、
出羽三山を訪れた多くの人々が、長い時を越えて大切にしてきた祈りのことばです。

神職とともに声を合わせ、祈りに参加し、その響きを感じる体験は、
どなたにも開かれた貴重なひとときです。

祈りの響きに包まれながら、
気持ちが静まり、心の奥に芯のある余韻が残ることでしょう。

白衣に袖を通し、祈りの声を重ねる――
その時間が、日常を少し離れて自分を見つめ直す、癒しの体験となりますように。

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