このページでは、当院でのご祈祷について
初めての方にもわかりやすくご案内いたします。

はじめに

宿坊での一夜が、
明日のお山の景色を変えていく

長い歴史の中で、人は“食と祈り”によって自らを調えてきました。

宿坊は、“食と祈り”を日常から少し離れ、体感する場所。
一夜の滞在は、
心を鎮めるための時間です。

真田延命院_blog_midagahara

お山の恵みを食し、身体を巡らせ
白衣はくいをまとい、注連しめを掛け、呼吸を整え、
御神前に座る。

その時間の中で、雑念が静まり、
深く調ととのえられた心に出会うかもしれません。

凪いだ心で仰ぎ見るご神域の自然は、
これまでとは異なる奥行きをもって、立ち現れます

木々のざわめき、光と影の移ろい、
山に満ちる気配のひとつひとつが、
深く胸へと届くでしょう。

こちらでは、その詳細をご案内しております。
体験への第一歩として、ぜひご覧ください。

祈りの装い と詞

祈りの装い ― 白衣はくい注連しめ

ご祈祷の際は、白衣はくい注連しめをお貸し出しいたします。
これらは、古来より参拝において重要な意味を持つ装いです。

白衣はくいは清浄無垢を象徴し、注連しめは神聖な空間を守り、
心を清め、気を鎮めるための大切な役割を担います。

 

 

出羽三山の伝統に基づいたこれらの装束を身につけることで、
より深い信仰の体験を行うことができるでしょう。

 

自家奉製の注連しめ

ご用意する注連しめは、真田延命院による手仕事です。

効率化が進む現代にあっても、祈りの道具を人には任せず、自らの手で仕立てること。
それも私たちの営みであり、祈りの一部だと考えています。

作り手の気配が感じられ、温もりが宿る注連しめ

今では少なくなった、宿坊の在り方に、触れてみてください。

注連 や 手仕事 の詳細は、以下より。

 

祈りのことば三語さんご・三山拝詞はいし

出羽三山では、古くから三語さんご」「拝詞はいしと呼ばれる
神聖な祈りのことばを奉唱します。

これは、ご祈祷や日々の祈りの場で唱えられてきたもので、
神職が奏上する特別なものではなく
古くから祈りを捧げるすべての人によって唱えられてきました。

当院では、初めて参列される方にも安心していただけるよう、資料をご用意いたしました。

祈りに加わることで、この山々に息づいてきた信仰の精神を深く体感することができます。

出羽三山の神聖なリズムと共鳴し、心身を調和させるこの体験は、
出羽三山の信仰に触れる貴重な機会です。

この体験を通じて、出羽三山に息づく祈りの伝統に触れてみてください。

 

祈りにふれる

― ご祈祷 ―

ご祈祷
白衣はくい注連しめ・資料付き)

白衣はくい注連しめをお貸し出しいたしますので、
ご着用の上、御神前にてご祈祷をお受けいただきます。

ご祈祷は、月山・羽黒山・湯殿山全てのお山で奉職経験のある
神職資格を持つ山伏が、執り行います。

 
 

神職が祝詞を奏上し、お名前を読み上げ、願意をお届けいたします。

ご祈祷に際し、神職がお名前を一筆一筆に真心を込めて御祈祷札へ書き入れ、
御神前にお供えし、皆様の願意と共にご奉納いたします。

出羽三山で行われるご祈祷は、受け身のものではなく、
参列される皆さまが共に祈る時間です。

三語さんご」「拝詞はいし」を一緒に唱えることで、その響きを感じ、
神聖な存在へ想いを重ねながら、祈りを深めていくことができます。

どなたにも開かれた場として、
初めての方にも安心してご参列いただけるよう、
祈りのことばや装いの資料をご用意しております。

清らかな体験の中で、心を鎮め、新しい日をお迎えください。

授与品・貸出品

祈りの証(授与品)

下記の品をお持ち帰りいただきます。

神札 神職が一体一体、
真心を筆に込めた名入れの神札
御神酒 神前にお供えし、
共に祈りを込めて清められたお酒
ご祈祷塩 祈りをうつしたお清めのお塩 日常にお戻りになられてからも、ご自身の祈りと御神徳を宿したこのお塩が、
皆様の日々を清め、安らぎをもたらしてくれることでしょう。

1万円のご祈祷 (オプション +5,000円)

ご祈祷米 「真田延命院特別パッケージのご祈祷米」
1万円のご祈祷では、霊峰月山の清らかな雪解け水で育まれたご祈祷米をお供えの上、
祈願いたします。出羽三山の恵みを日々の中にお持ち帰りいただき、
ご自宅でも、身体の中からこの土地の力を感じてください。

祈りの装いとご準備(貸出品)

儀式で使用する以下のものをご用意しております。 装うことで、心も自然と祈りの姿へと整っていくことでしょう。

白衣・注連しめ 出羽三山のご祈祷における伝統的な装い (自家奉製の注連しめ
祈りの資料 祈りのことばや装いについてのご案内

真田延命院特別パッケージの
「ご祈祷塩」

この御神塩は、儀式の中で皆さまと共に祈りを捧げ、お清めしたものです。
ご自身を整えるためのお守りとしてお持ち帰りください。

使い方の例

※お清め用のお塩です。食用ではございません。

  • お清めに 身体や衣服、または気持ちをすっきりさせたい場所に、少量をお使いください。
  • お守りとして
    バッグやポケットに入れて持ち歩きます。 役目を終えたと感じられましたら、感謝の気持ちとともに流水に流してください。(1~2か月ほどが目安です)
  • 塩湯として 湯船に少量入れて、心身をゆったりと調える時間としてお使いいただけます。
  • 節目の際に 大切にしていた物を手放す際、感謝の気持ちを込めてひと振りし、お別れをします。

タイムテーブル

1日目
時間(目安) 内容
15:00–17:00 真田延命院にチェックイン 日程の確認および館内のご案内
18:00 夕食 お山の恵みをいただき、心身を巡らせます
–22:00 自由時間(内省と休息) 入浴・翌日の準備
22:00– 【大広間】消灯・夜のくつろぎの時間
2日目
時間(目安) 内容
06:00 【大広間】ご準備 白衣・注連を身に着け、資料を確認。 準備を行います
06:15 【御神前】朝のご祈祷 朝のご祈祷にご参列いただきます
07:00 朝食 お山の恵みをいただき、
心身をやさしく目覚めさせます
–09:00 9:00までにチェックアウト
調ととのえた心と身体で、出羽三山へ

ご祈祷

ご祈祷
(白衣・注連・資料付き)

5,500円 / 10,500円
※1件(1名様)あたりのご志納


10,500円のご祈祷:
霊峰月山の清らかな雪解け水で育まれた
「特別パッケージのご祈祷米」をお供えの上、祈願し授与いたします。
祈りをうつした出羽三山の恵みをご自宅にお持ち帰りください。

注意事項

● ご祈祷料は1件あたりのご志納となります。同行者様がいる場合は、お一人につき500円(白衣・注連・お祓い料)を別途お納めいただきます。
※10,500円のご祈祷に限り、ご本人を除く3名様まで追加費用なしでご参列いただけます。

● ご参列は、原則としてご親族様、または神棚を共にお祀りされている方に限ります。


月山登山をご予定の方へ

ご祈祷当日の月山登山は、時間や駐車場の都合上お勧めしておりません。
登山を希望される場合は、2泊3日の滞在をご検討ください。(羽黒山石段登拝や湯殿山参拝は当日の行程でも可能です。)

お申し込み

ご予約

ご希望の方は、「食と祈りの滞在」でプランご予約ください。

注意事項

ご祈祷・体験は事前予約制です。当日の急なご希望には対応できない場合がございます。
白衣・注連は延命院にてお求めいただく事ができます。頒布希望の方や、すでに白衣・注連をお持ちの方は、ご志納よりお引きいたしますのでお申し出ください。
以下の状況では、お申し込みをいただいてもお受けできないことがございます。
・時間的な制約:ご到着時間が遅くご出発時間が早いなど、神事を行う時間が確保できない場合。
・混雑時: 7月〜8月の週末など、予約が集中し、御神前の対応が難しい場合。

宿坊の体験についてはこちら

宿坊で過ごす時間は、ひとつひとつの営みが、次の扉へとつながっています。

ご縁を感じる体験があれば、ぜひ他のページもご覧ください。

結びに

白衣はくいをまとい、注連しめにつけて御神前に向かう時間。
身支度のひとつひとつが、心を落ち着かせてくれます。

祈りの中で唱える「三語・拝詞さんご・はいし」は、
出羽三山を訪れた多くの人々が、長い時を越えて大切にしてきた祈りのことばです。

神職とともに声を合わせ、祈りに参加し、その響きを感じる体験は、
どなたにも開かれた貴重な時間。

祈りの響きに包まれながら、
気持ちが静まり、心の奥に芯のある余韻が残ることでしょう。

白衣に袖を通し、祈りの声を重ねる――
その時間が、日常を少し離れて自分を見つめ直す、癒しの体験となりますように。

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