こちらは
宿坊での時間をより深めるためにご用意した、
ご宿泊者様限定のプログラムです。
祈りの時間
ー神拝ー
宿坊での本格的な祈りの時間
出羽三山への参拝は、山に足を踏み入れるその前から始まっています。
古くより、人々は神域に向かうための心と姿を
大切にしてきました。
真田延命院では、
今後、連年の出羽三山巡礼を目指す方のために
特別なプログラムをご用意しました。
これは、出羽三山参拝の正装と参拝作法を学び、
祈りの基本を身体に馴染ませるための、本格的な祈りの時間です。
祈りの装束 と詞
巡礼者たちは、直ちに山へ足を踏み入れるわけではありません。
里の宿坊に身を置き、
日常の気配を一度手放し、
心身を整えてから出羽三山へと歩み出します。
宿坊は、参拝の「身支度」を行う場所なのです。
神拝の時間では、出羽三山参拝における正装に実際に触れ、
身につけていただきます。

白衣に袖を通し、
草鞋を脱いだ宿坊で奉製した注連を身に掛けること。
それは、特別な衣を身につけるというよりも、
神前に向かうための心の姿勢を形にする行為です。
なぜ白衣を身につけるのか。
なぜ注連をかけるのか。
その意味を言葉ではなく身体で知ることが、
参拝の一歩一歩を、より確かなものにしてくれるでしょう。
当院でお渡しする「注連」と「山摺」は、
全て私共が手仕事で仕立てたものです。
手仕事については、下記も併せてご確認ください。
祈りにふれる
― ことば ―
神拝では、
出羽三山の参拝において大切に受け継がれてきた祈りを、
神職の導きのもと、丁寧に行います。
初めての方にとって、詞は難しく感じられるかもしれません。
しかし、意味を頭で理解すること以上に大切なのは、
身体の芯から声を出し、その「響き」を身体に馴染ませてみることです。

揺らめく蝋燭の灯のもと、神前に身を正し、静かに座ります。
日々の感謝、 胸に抱いてきた願い、 言葉にならない思い。
それらを飾ることなく、そのまま委ねる時間です。
神拝を終えることで、明朝のご祈祷は、
緊張や戸惑いを手放し、
神職とともに祈りの場を分かち合う、落ち着いた時間となっていきます。
祈りの流れや場の空気は、
より深く、静かに胸へと届くでしょう。

参籠を終えた後は、
羽黒山をはじめ、
それぞれのお山で祈りを重ねることをおすすめしています。
祈りは一度きりのものではなく、
時を重ね、祈りを結ぶことで、幾度も深まっていくもの。
「祈りの軸」を持ち、巡る三山は、
これまでとは違った景色として、皆様の心に映ることでしょう。
タイムテーブル
授与品
| 2日目 | |
| 時間(目安) | 内 容 |
|---|---|
| 06:00 | ご祈祷 |
| 07:00 | 朝 食 |
| 感想を共有しながら ご出発 新たな心持ちで三山へ |
|
本プログラムには、体験に必要な装束一式から、
翌朝のご祈祷(授与品)まですべて含まれております。
プログラムに含まれる項目です。
神拝概要
神拝(しんぱい)は、出羽三山参拝における正装と作法を学び、
祈りの基本を身体に馴染ませていく、宿坊での本格的な祁りの時間です。
本プログラムを通して、巡礼に必要な装束一式を整え、
これからの参拝を支え続ける、祈りの詞を身体に馴染ませていきます。
意味を頭で理解すること以上に大切なのは、
装いや声の「響き」を通して祈りを体感すること。
その積み重ねが、翌朝のご祈祷、そして三山巡礼を、
より深く、より確かなものへと導いてくれるでしょう。
今後、連年の出羽三山参拝を志す方のための、
祈りの軸を整える、特別なプログラムです。
15,000円 / 1名
2026年は 5月・6月 のみ斎行
*本プログラムには、体験に必要な装束一式から、神拝斎行料、
翌朝のご祈祷(授与品)まですべて含まれております。
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1.本体験は、出羽三山とこれから先も深く向き合い、
年を重ねながら巡礼を続けていきたいと願う方に向けてご用意いたしました。
そのため、観光を目的とした体験をご希望の方へはお勧めできないものです。
2.上記の内容に、「宿坊の宿泊費」は含まれておりません。 別途、必要となります。
3.月山登拝をご希望の方へ(滞在日数について) 本プログラムは、翌朝の「朝のご祈祷」までを一連の流れとして大切にしております。 ご祈祷終了後のご出発となりますため、その日のうちに「月山登拝(往復数時間〜)」を行うお時間は確保できませんのでご注意ください。月山への登拝をご希望される場合は、行程にゆとりを持っていただくため、「二泊」でのご計画をお勧めしております。
お申し込み
ご希望の方は、宿泊予約の際に
「神拝希望」とご記入ください。
結びに
白衣をまとい、注連につけて御神前に向かう時間。
身支度のひとつひとつが、心を落ち着かせてくれます。
祈りの中で唱える「三語・拝詞」は、
出羽三山を訪れた多くの人々が、長い時を越えて大切にしてきた祈りの詞です。
神職とともに声を合わせ、祈りに参加し、その響きを感じる体験は、
出羽三山の信仰に触れる貴重な時間。
祈りの響きに包まれながら、
気持ちが静まり、心の奥に芯のある余韻が残ることでしょう。
白衣に袖を通し、祈りの声を重ねる――
その時間が、日常を少し離れて自分を見つめ直す、癒しの体験となりますように。
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