令和7年(2025年)

羽黒山入域協力金 実証実験

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羽黒山石段

羽黒山の未来に向けた取り組み

この度、羽黒山の石段や杉並木等の歴史的資産を有する地域において、保存・継承に資する取り組みが開始されましたので、ここにご案内申し上げます。

羽黒山が直面する課題

古代より続く山岳信仰の聖地として、羽黒山は多くの人々を受け入れてまいりました。国の特別天然記念物である杉並木国宝五重塔といった、聖地としての歴史を物語る豊かな自然と文化財は、近年、国際的にも高く評価されています。

一方で、少子高齢化が進む地域において、これらの歴史や文化を継承していくことは喫緊の課題となっています。平成29年(2017年)の台風による倒木、そして令和6年(2024年)の豪雨による参道の崩落など、自然災害のリスクも顕在化しています。

羽黒山入域協力金 実証実験について

こうした現状を踏まえ、聖地の保全と文化の継承を目指す取り組みとして、「羽黒山入域協力金実証実験」が実施されることになりました。
協力金は、令和8年度(2026年度)に設立される非営利型財団法人が管理し、国宝五重塔や重要文化財の維持・管理、無形文化財である松例祭など祭礼の継承、杉並木の保全などに活用されるとのことです。

 

実施概要

実施概要については下記の通りです

実施期間 令和7(2025)年9月18日(木)~11月23日(日)
協力金 お一人500円より(任意)
受付・方法 1.随神門付近・羽黒山山頂手水舎付近にて現金受付
2.キャシュレス決済

羽黒山が、いつまでも人々の祈りを受け入れる「聖地」として存在し続けるため、この取り組みが未来への礎となることを願っております。
本実証実験の詳細につきましては、下記 特設サイト(*外部サイト)をご確認ください。

出羽三山詣の宿  
宿坊 真田延命院

手向は古より白装束の参拝者が往来する宿坊街です。

宿坊では参詣される方々へ遠方からご来山される道中の苦労をねぎらい、
出羽三山詣へ真摯に向かうお姿に敬意をこめて、
手厚くおもてなしを行なって参りました。

真田延命院もまた、夏山の季節は、白衣を纏い、
お注連をかけ、三山へお山駆けを行う講の方々で賑わいますが、
一般のお客様もご宿泊頂いております。

代々出羽三山詣の講をお支えしてきた経験を活かし、
宿坊として登山やご参拝についてもご相談を賜ります。

出羽三山詣の宿

宿坊 真田延命院

出羽三山を巡る行は
身体を通して
精神に優しく呼応します
古より受け継がれてきた教えにも
山々での歩みの中にも
日々の暮らしにはない
気づきがあります
ほんのひとときでも
出羽三山に身を置くことで
祖先や家族を想い
自分自身と向き合うことのできる
大切な時間となりますように

石段
羽黒山石段
石段
石段山頂鳥居
石段

詳しくは
こちら

 sanadaenmeiin.jp

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